2015年
12月−猪突猛進天気予報。
11月−よけろ犬、その棒を！
10月−起死回生のトリック・オア・トリート。
09月−初秋お見舞い申し上げます。
08月−羊羹タワーでお祝いを。
07月−午睡をタッパーに詰めて夜食にしよう。
06月−已然として巳然。
05月−身振り手振りでタツノコダンス。
04月−卯の花卵のオムライス。
03月−虎の威レンタル月額3万円。
02月−丑三つ時の魂百まで。
01月−鼠返しで逆上がりの練習を。
2014年
12月−鈍色の、空に映えるは日之出蘭。
11月−その身に湛え、春に恋せよ雪椿。
10月−薄の穂、秋桜酒に揺れて。
09月−さあ行こう。桔梗専門プラネタリウム。
08月−夏祭り、向日葵まわりの回り道。
07月−水辺に揺れる不語仙は、雄弁に夏を語る。
06月−梅雨の合間に、甘さ控えめ廿日草。
05月−よく晴れた日には、谷間の姫百合に拝謁を。
04月−ふさふさ藤の花、奥様どうぞ襟巻きに。
03月−風車につられてゆれゆれて、右や左や鬱金香。
02月−ああ鶯よ、梅に縛られ春を啼け。
01月−憂う水仙の元に沈み沈み、少年は醒めぬ夢を見る。
2013年
12月−閉口から零れる歌。都会のカナリア。風を望みて喉を鳴らす。
11月−開口に覗く牙。荒野の狼。月を囓らんとして喉を鳴らす。
10月−納涼サバイバルへようこそ。
09月−成功報酬は三日月酒をロックで。
08月−危ない橋は叩かないし渡らない。
07月−破れた月をつなぐ、うさぎのお餅。
06月−執ったタクトで世界を刻む。タルティトタンとリズム好く。
05月−定規で測る、月至る道。
04月−平らな夢に希望を盛って。
03月−満月の上で結婚式を。
02月−眼前の壁を除いて世界を覗く。
01月−足あとはいつか消えてしまう。だから人は碑（いしぶみ）を建てる。
2012年
12月−双子の魚が歌う、空の唄。
11月−びいどろ玉を探しにダム湖の底へ。
10月−崖っぷちで軽やかにワルツを。
09月−白鳥を射んとして夏の夜空に矢を放つ。
08月−その身を燃やし、夜を照らす。ただ一瞬の、夏の花。
07月−アンバランスの中のバランスを大切に。
06月−少女は瞑目し、スピーカに耳を傾ける。聞きたい声だけを聞きたくて。
05月−春のバカンスはタンポポ島へ。
04月−あのやまなしが沈んだら、花見をしよう。
03月−３と５。１１と１３。少し離れた合わせ鏡。
02月−ホットミルクに夜を一欠け。
01月−風船羊が空をゆく。白い雲に憧れて。
2011年
12月−ありふれた冬に足あとを遺して。
11月−携帯電話投げ：４５ｍ。
10月−真っ赤な嘘ｏｒ真っ青になる真実。
09月−静かに息を潜めて。虫の音がにぎやかに。
08月−手乗りクジラと夏の空。
07月−大きめの傘をさして、夏を聴く。
06月−目を片方とじて、かたつむり。
05月−デリートキーに別れを告げて。
04月−トロッコで行く宇宙旅行。土星まで。
03月−うきわに乗って雲海クルーズ。
02月−電気羊は何の夢を見る。
01月−スーツケースにドレスを押しこもう。
2010年
12月−英単語帳にロマンスを書き加えて。
11月−ガス灯の足元で不器用なダンスを。
10月−おんぼろロケットで冒険に。
09月−のんびり屋にニトロを載せて。
08月−きりきり舞いコンテスト。
07月−見切り発車エクスプレス。
06月−二番煎じを恐れずに。
05月−あまりものラプソディ。
04月−インスタントな春に飛び乗って。
03月−タイムマシンで５分後へ。
02月−くじらぐもの背中で寝そべって。
01月−ティーパーティは夢のほとりで。
2009年
12月−シーラカンスみたいに微笑んで。
11月−アンバランスな夜空に口笛を溶かして。
10月−忘れられない忘れ物。
09月−背中合わせで前を見て。
08月−にがい薬が良薬とは限らない。
07月−『無くさない』、そう思う限りは無くならない。
06月−理屈も理由も利用して。
05月−待ったなしで行こう。
04月−素足のままの君でいて。
03月−よだかの星は今日も啼く。
02月−うたかたのように呟いて。
01月−二度と来ない『今』を駆けろ。
2008年
12月−来るなら来い！来なくても来い！
11月−年季の入った想いを抱えて。
10月−もう少しだけ、つま先立ちのままで。
09月−「宜しく」と、手を差し出すことを恐れずに。
08月−したを向いて歩こう。何かを見逃さないように。
07月−くやし涙を右皿に。うれし涙を左皿に。
06月−『おかえりなさい』に憧れて。
05月−願い事なんて３つも思いつきません。
04月−いつまでもバレない嘘をついて。
03月−しんだフリした心にキック。
02月−マグカップに魅惑的な琥珀色をそそいで。
01月−すまし顔の冬の朝に挨拶を。
2007年
12月−来ない足音に想いを馳せて。
11月−訪れるのを待つよりも、自ら季節を訪ねよう。
10月−ありったけの秋をあなたに。
09月−「凛」という、夜空にとける風鈴の。
08月−ガラスの靴とダイスの目を転がして。
07月−遠くに見える入道雲は、夏の知らせか警告か。
06月−後ろめたさを大切にして、前のめりに誇りを持って。
05月−ゴールが前にあるとは限らない。後ろかもよ横かもよ。もしかしたら空かもよ。
04月−ざらついた日々にヤスリをかけて。
03月−いつかあなたが見た夢を、どうか現実に。
02月−まっ白な線。まっ青な空に。まっ直ぐに。
01月−すらりとした息に願いを乗せて、ガランと揺らすは天の鐘。
2006年
12月−誰かの零した優しい言葉が、小さじ１杯分の雪を溶かして。
11月−ほぅ、と口から零れた息が白く、白く。
10月−雫が落ちる。山の葉を紅く黄色く染めながら。
09月−子供の頃、空を仰いでいた。むせぶほどの草いきれの中で。
08月−夏の夜空に咲く花は 永久の平和への道標か
07月−夢を見るのは結構だが、夢がユメであると自覚することも大切だ
06月−六月の灰色のため息が、「つばらつばら」と葉に落ちて
05月−空気みたいな存在？それって必要不可欠ってことか？（西尾維新風）
04月−過去を振り返るには、まず前へ進まなければいけない
03月−「幸せ」って口にするだけで、ちょっぴり幸せになった気がしませんか？
02月−2月の雨はとても冷たくて。それは誰かが零した涙だろうか。
01月−2006年日本の旅
2005年
12月−先生、廊下を走っては駄目ですよ。１２月。
11月−憂いあれば備え無し。
10月−バイバイサマァ。ようこそ御出で下さいました秋。
09月−残暑。それはまるで、夏が置き忘れたセミの抜け殻のよう。
08月−青い空に白い紙飛行機を飛ばそう。それはきっとどこまでも。
07月−君がこの世界のどこかで踊るなら、僕はここで口笛を吹こう。
06月−ポツリ。そっと紫陽花の葉が呟いた。灰色の午後。
05月−都会だと、「屋根より高い」ってのは中々に難しい。
04月−「嘘つきは泥棒の始まり」と言うが、「正直者は馬鹿を見る」とも言う。
03月−語尾に「（実話）」って書くと、何でも実話っぽく見える。（実話）
02月−「楽しくなる草」と書いて「クスリ」
01月−どんなに消しゴムを掛けたとしても、軌跡は必ず残るのだ。
2004年
12月−冬を好きなのは、空気が澄んで富士山が綺麗に見えるからなのです。
11月−流離い。士。さぶかろう。
10月−紅葉もいいけど黄葉もね。
09月−長き月 永き月の燈 流れつき。
08月−夕暮れの 見送る声の 蜩の。
07月−白光に 閑佇みし 夏座敷。
06月−梅雨空に覗く青天は、少しだけ夏への近道。
05月−手品のネタがばれる時、それは観客が夢を失った時だ。
04月−嘘はよくない。
03月−弥生時代。３月。
02月−静かに。澄む。――２月。
01月−今ならなんと、「１月」が１９８０円。
2003年
12月−”１２月”強化月間。
11月−お値段据え置き１１月。
10月−十月は一日にしてならず。
09月−仲秋、九月ボタンを押して。
08月−石に染みいて心に沁みる、八月の声。
07月−雲が道に入り、七月、人はそれを仰ぎ見る。
06月−軒先で雨宿り、六月。
05月−虎穴に入らずんば五月を得ず。
04月−大山鳴動して四月一匹。
03月−長く永く恒久に永久に。
02月−彼は「夢を見たい」と言ったが、今も眠っているだけだ。
01月−義を見てせざるは勇無き也。
2002年
12月−ただ、ただ、薄氷を踏むように。そんな氷の綱こそが、たったひとつの――。
11月−白く白く。季節限定の蒸気機関。
10月−「人それぞれ」なんて、他人に干渉されたくない引きこもりの台詞。
09月−大海を目の前にして俺は何を叫ぶことが出来るのだろう。
08月−海も山も好きじゃない俺はどうすべきか。
07月−ザ・ヴォーナス！！
06月−３億円貰ったらなにをしようかね。
05月−夢が無い夢ほど夢っぽい。
04月−音を愛することで見えてくるモノ。
03月−変革を愛せよ。
02月−あと同じことを１１回すると来年。
01月−年は明けれど……。
2001年
12月−いくらなんでも８ヶ国語同梱はやり過ぎだと思う。
11月−祝、「あまいぞ男吾！」復刻！！
10月−色を知る年齢か！！
09月−時間を売ってください。１時間１０円くらいで。
08月−世の中はこんなにも汚いのに、世の中はこんなにも美しい。
07月−漫画と漫画、あと漫画が部屋にあふれて大変。そしてCDやCDも。
06月−このあと、誰もが予想だにしない光景が！
05月−オレの「空手」は、空っぽの「空」だったな。
04月−まだやるかい？
03月−卒業シーズンだが、俺は何を卒業すべきかを今問う。
02月−今月は２２冊も新刊が出るらしい。
01月−私の上に降る雪は、熱い額に落ちもくる、涙のやうでありました。
2000年
12月｜11月｜10月｜09月｜08月｜07月｜06月｜05月｜04月｜03月｜02月